【新卒海外就職】インドネシアの現地採用事情を徹底解説!
どうも、シン(@Jonsop1995)です。
今回は、『新卒での海外就職』について紹介していきます。最近、新卒で海外就職を目指す学生が増えてきているらしく、少しはそのお手伝いができるのではないかと思い、記事にしました。そんな僕も新卒海外就職をします。(笑)
しかし、「お前も学生のくせに、新卒海外就職の何を知っているんだ!」っとお思いの方も大勢いらっしゃるでしょう。
確かに、その通りです。僕はただの学生です。(笑)ただ、他の学生と違うポイントを言わせていただくのであれば、インドネシアでの海外新卒就職(現地採用)についてはかなり詳しいです!その理由も含めて、紹介していきます!
それでは、早速見ていきましょう!
新卒海外就職はあり?なし?
結論から言うと、、、どちらとも言えません。なぜなら、人によって価値観、考え方、重要視しているものがまったく異なるため、比べる事が出来ないのです。
例えば、「将来は海外でも働きたい。」と考えている人であれば、新卒で海外に就職する必要性は薄いですよね?そういう方は、海外駐在員を目指すためにも、日本での就職を第一に考えるでしょう。
では、逆に「今すぐにでも海外で働きたい!」という方は、新卒での海外就職を第一に考えているでしょう。
そういう方の多くは、海外留学で半年〜1年間を経験した方だと思います。
20年近く住んでいた日本と初めて住む国での1年間を比べて、海外の方が自分に合っていて、働いてみたいと思っているあなた。
海外での1年目は確かに楽しいことばかりで、働いてみたくなる気持ちもわかります。しかし、冷静に考えてみて下さい。
新卒海外就職に成功▶︎????
次に進む自分の道(海外就職後)の明確なビジョンをもっていますか?これが新卒海外就職の肝となっている部分だと僕は考えており、この部分をしっかりとしている人は、新卒海外就職を大成功にできるのではないかと思います。(次に繋がるステップ)
僕の留学時代
(興味ない方はスキップして下さい!笑)
僕のインドネシア留学時代。なぜインドネシア語専攻の大学に入学したのかサッパリ覚えてませんが、インドネシア語を選んだ高校時代の自分を褒めてあげたいです。(笑)
大学1年生の頃は、とにかく遊びまくっていました。そのため、インドネシア語の成績も平凡で、本当どうしようもない学生でした。
そんな時に、大学のプログラムでインドネシアに3週間ホームステイをしたのですが、見事にハマってしまいました笑
インドネシア最高ーー!!って感じですかね。笑
そこから1年間の語学留学を決意しました。
そこから10ヶ月後、インドネシアでの長期留学がスタート。
インドネシアで働くことも視野に入れはじめた僕は、情報収拾のため毎月ジャカルタに足を運び、現地の人材紹介会社を回りました。(5社以上)
そこからは、ご縁のおかげで、現地で働いている駐在員、現地採用の方々にご飯に連れてってもらいまくりました。笑(社会人になったら、今度は僕からご飯をご馳走させて下さい!!)
お世話になった方々の中には、新卒でインドネシア就職、ダルマシスワを卒業して現地採用、バリバリの商社駐在員、大手保険会社の駐在員など、まったく異なる経歴を持つ方々ばかりで、日々勉強させてもらいました。
そこで得た知識・情報を、この記事で書いていきます!
インドネシアでの新卒就職
実際に、新卒でインドネシア就職(現地採用)をしている方は大勢いらっしゃります。僕の知人だけで4人はいます。
と言うことは、新卒インドネシア就職は可能なのです!!パチパチ
この事実を知った時、インドネシア就職を考えていた僕もめちゃめちゃ嬉しかったです。 「あっ、新卒でも可能なんだ!!」ってね。
ただ、新卒インドネシアのデメリットもたくさん聞いちゃいました。(笑)いくつかの例を箇条書きにしていきます。
- 日本式のビジネスが学び難い
- インドネシアで就職しても、結局日本人とビジネスをしている
- 日本人らしさを追求される
- ローカルと駐在員の架け橋的な存在にされる
などです。書き出したらキリがないので4つだけにしました。(笑)もっと知りたい方はこちらまで▶︎Facebook
いかがですか?すでにお気づきでしょうか?
はい。その通りです。異国に居ようが、日本に居ようが、結局日本人らしさ・日本式ビジネスマナーが必要とされているのです。
これは、覆せない事実なのです!笑
小学生・中学生レベルの英語+インドネシア語では、インドネシアの外資系企業にも入社できないので、 まずは日系企業に就職する形になります。(日本人相手の求人を出している外資系企業も一部あり)
*タメになる情報*
「インドネシア語ができます!」では新卒インドネシア就職は難しいのが現状です。インドネシア語という武器を使って就職先を決めることはできると思いますが、入社後が大変です。社内公用語が英語の企業が多く、国際会議にも出席する必要性が出てくるからです。
そして次は、インドネシア人とのビジネスが難しい点です。
インドネシア人は、英語ができない日本人の事を下に見る傾向があり、思うように取引ができない場合があります。
必要とされるスキル
気になるスキルですが、新卒の場合以下のことが挙げられます。
- 語学力(英語・インドネシア語)
- 忍耐力
- 長期勤務が可能かどうか(ビザの関係)
会社によって求められることは違うため、一概には言えませんが、なんのビジネススキルを持っていない新卒に問われることはこんな感じですね。 参考程度にして下さい。
給料
日本人現地採用の給料の目安として約16万円(手取り)です。 一般的な給料水準なので、新卒の方は参考程度にしてくださいね!
「えっ!そこまで低くないじゃん!!」と思われる方も多いでしょう。インドネシアは、現地採用に優しい国なのです。(笑)
気をつけたポイントは、あくまで第二新卒やビジネス経験のある日本人向けの値段設定だという事です。
それでは、イメージを持つためにも例を見てみましょう!
例)求職者のスキル(新卒)
英語→TOEIC700点ぐらいのレベル
インドネシア語→日常会話は問題ないレベル
▶︎15万〜17万(手取り)
もちろん業種や職種によっても変わってきますが、一つの目安です。
*注意*
日常会話レベルと書きましたが、インドネシア語の言語力を測る試験が『インドネシア語検定』しかないため、正確には測れないのです。
イメージとして、インドネシア人5〜6人とお喋りする際に、彼らの会話を80%以上理解することができ、自分の意見をしっかりと述べれるレベルであれば、インドネシア語は日常会話レベルと言えるでしょう。
ここで注意したいポイントは、日頃喋り慣れている友人ではなく、初対面の方でも同等の日常会話ができることです。
僕も日頃お世話になっているジャカルタの人材会社Takuyaさんの記事です。かなりわかりやすく、人材会社勤務の方の記事なので信憑性は高いです!
福利厚生
- 住宅補助
- 車支給
- 1年間に1度、日本までのチケット支給
- 就労ビザ代
- 保険料
- 有給休暇
代表的なのが以上となっています。ちなみに、これらすべてが支給される会社はごくごく一部であり、あまり期待しない方が良いです。
就労ビザ代・有給休暇はほとんどの企業で支給されるため、あとの4つの項目を気にしましょう!
しかし、新卒なので「働かせてもらえる」ことを重要視しましょう!
海外駐在員との差
この海外駐在員との差は、なかなか埋めることができません。なぜかと言うと、
海外駐在員>現地採用>ローカル社員 のように地位がすでに決まっており、現地採用はあくまでも駐在員の下であり、ローカル社員と板挟みにされるのです。そのため、雑用を任せられることも必然的に多くなるようです。
さらに、地位的な差だけでなく、給料面でも大きな違いが出てきます。大手企業の駐在員の中には、ゾッとするような金額をもらっている人もザラにいます。
それにストレスを感じる人は、現地採用に向いていないでしょう。しかし、抜け道もあります!
それは、腐らず現地採用を続け、高い言語力・ビジネススキルを身につけることです!
インドネシアに特化している人材は貴重であり、専門的になるにつれてあなたの価値もうなぎ登りです。
これは、芸人の下積み時代とまったく同じで、腐らずガムシャラに努力し、成果を出すことが1番の近道です。
ビザ事情
インドネシアの就労ビザ取得条件は以下となっております。
- 役職要件に応じた『学歴』を有していること
- 役職に応じた能力認証によって証明された能力又は『5年以上の職歴』を有していること
- インドネシア語でコミュニケーションを取ることができること
それでは、1つずつ解説していきます。
役職要件に応じた『学歴』を有していること
この役職要件に応じた学歴とありますが、大体のイメージとして『4年生大学卒業』が挙げられます。日本人がインドネシアで現地採用として働く場合、どんな人であっても役職(マネージャーなど)をつけなければいけないため、必然的に学歴が求められるのです。
そのため、新卒で入社したにも関わらず、現地のインドネシア人従業員の上司になり、何年〜何十年も働いているインドネシア人マネージャーレベル(それ以上の場合もあり)の地位を与えられてしまうのです。
この事実を嬉しいと捉えるのか、プレッシャーが凄いと捉えるのかはあなた次第です。(笑)
ただ、例外的に専門学校卒、高卒の方でも、スキル次第で就労ビザを取得できるようです。僕の知人にも高卒で、現地採用として働いている人もいます。
役職に応じた能力認証によって証明された能力又は『5年以上の職歴』を有していること
この条件が新卒には一番深刻です。現地でマネージャーになるのですから、職歴が重要なことは一目瞭然です。
幸いなことにインドネシアのイミグレーションは適当な場合が多いため、この条件をパスできることがあるようですが、年々厳しくなっているのは確かです。
心配な方は、インドネシアの人材紹介会社に問い合わせてみてください。最新の情報を手に入れられるはずです。
インドネシア語でコミュニケーションを取ることができること
この条件は、そこまで深刻に考えなくても大丈夫です。就労ビザ取得には、インドネシア語の試験にパスしなければいけない政策が数年前にちらっと出たのですが、今では廃止されています。
しかし、インドネシア人従業員と円滑なコミュニケーションを取るためにも、勉強する必要はあります。大切なポイントは、現地従業員の母語でコミュニケーションを取るということです。
*ためになる情報*
以上の条件を見て、諦めるのはまだ早いです。
この条件はあくまで参考であり、主に1年間の就労ビザを指しています。新卒で1年間の就労ビザ取得は難しいかもしれませんが、半年間の就労ビザ取得であれば可能性は高いようです。
インドネシアのオススメ人材会社
1 IJ Terminal
所在地
Epicentrum walk Office 6th Floor No. B 622 Jl.HR Rasuna Said Jakarta Indonesia 12940
2 iconic
所在地
Grand Slipi Tower, Jl. Letjen S. Parman, RT.1/RW.4, Palmerah, Kota Jakarta Barat, West Jakarta City 11480
Eメール: info@iconic-id.com
Tel: +62 - 21 290 22273
3 intelligence
所在地
4 RGF HR Agent Indonesia(リクルート)
所在地
Graha Pratama, P1(21st) Floor, T. Haryono No.KAV15, Jalan Tebet Dalam II E, RT.11/RW.5, Tebet Bar., DKI Jakarta, Kota Jakarta Selatan, Daerah Khusus Ibukota Jakarta
Eメール: info@iconic-id.com
Tel: +62-21 290 22273
5 OSセルナジャヤ
所在地
Midplaza 1 19th Floor Kav. 10-11, Jl. Jend. Sudirman, RT.2/RW.2, Setia Budi, Kota Jakarta Selatan, Daerah Khusus Ibukota Jakarta 10220
*別の記事で人材会社について詳しく解説します*
まとめ
いかがでしたか?新卒海外就職 インドネシア編を紹介しました。他国と比べるとインドネシアは就労ビザが取りずらい国のようですね。しかし、新卒の方でも諦めるのは早いですよ!
現地の人材会社が力になってくれるはず。気になる方は、まずお問い合わせてみるべきです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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